エシャロットが決め手!
美食の都・リヨン仕立てのプラ・ド・ジュール
フランスの街角にあるカフェやビストロで、メニューの看板に「Plat du Jour(プラ・ド・ジュール)」と書いてあるのをご覧になったことはありますか?
直訳すると「本日の料理」、つまり「日替わり」です。
この日替わりで最も多いのが「ステーク・フリット」。牛肉のステーキとポテトフライの組み合わせです。
フランス南東部にあるリヨンは美食の街として有名です。
ビストロの定番中の定番、ハラミ肉を焼いたバヴェットステーキはフランス全土で愛されるメニューですが、リヨンではこのステーキにエシャロットのソースを添えるのが伝統的なスタイル。
エシャロットには玉ねぎとはひと味違うすっきりとした風味があり、まさにフランス料理らしい香りになります。
みじん切りにしたエシャロットに赤ワインヴィネガーを合わせたソースは、さっぱりとした酸味が特徴で、これがあるとボリューミーなステーキがペロリと食べられそう。 エシャロットソースには色々な作り方があって、レストランなどではフォン・ド・ヴォーを加えたりポルト酒でコクを加えたりしますが、今回はご家庭でも作りやすく、かつさっぱりとした味になるよう、シンプルに水を使いました。 味に奥行きを加えたい場合は、水をブイヨンに変えてもおいしくできます。
このソースはハンバーグなど他の肉料理にも合うので、もし残ったらぜひいろいろ試してみてください。
そして、ステーキといえばポテト! これは万国共通かもしれませんね。
リヨンでは、「ポテト・リヨネーズ」といって、ジャガイモ、玉ねぎ、ベーコンをバターで炒めてパセリをかけたものを添えます。
この3つの食材は絶対的に間違いのない組み合わせ。そこに、パセリの爽やかな香りがさりげなくおいしさを後押ししてくれるのがリヨンの粋。
「リヨネーズ」はリヨン風という意味なのですが、これが書いてあるだけでなんだか美味しそうな気がしてしまうのは私だけではないはず。
もう一点、ナスがたっぷり入ったグラタンを添えたら、バランスの良いワンプレートが完成。
美食の街を思い浮かべながら、どうぞおいしく召し上がれ!

渡辺 麻紀Maki Watanabe
料理家。レシピ提案を担う「L’espace Makiette」主宰。
大学在学中よりフランス料理研究家のアシスタントを務める。
「ル・コルドン・ブルー東京校」勤務等を経て渡欧。フランスとイタリアで料理を学び、帰国後は料理家として雑誌やテレビなどで活躍するほか、企業へのレシピ提案も行う。素材のおいしさや美しさ、料理の香りなど、味わいはもとより「食」の喜びを伝える。『おつまみとお酒のマリアージュ』(池田書店)『新キッシュ 手間も時間も1/3で作れる』(文化出版局)など著書多数。「ピカール」の日本初の公式アンバサダーも務める。
Les conseils de Picard ピカールの知恵
付け合わせの野菜は凍ったまま炒める
冷凍の野菜は、解凍して使うものと冷凍のままでいいものがありますが、この付け合わせでは凍ったまま炒めるのがおすすめ。解凍してから油に入れると水分が跳ねるうえに、しあがりがべちゃっとしがちです。凍ったまま入れて水分を飛ばしながら炒めることで旨味をと食感がキープできます。

Ingredients 🍽材料(2人分)

バヴェットステーキ
- Picard バヴェット・ダロワイヨ2枚(解凍し、ペーパーで表面の水分をとり、軽く塩をふって常温に置いておく)
- 塩、こしょう各少々
- 米油などオイル少々
※解凍方法はパッケージの表示通りにおこなう。
エシャロットのソース
- Picard エシャロット60g
- バター40g
- Picard BIOガーリックのみじん切り小さじ1
- グラニュー糖小さじ2
- 塩、黒こしょう各少々
- 赤ワインヴィネガー大さじ3
- 水大さじ2
付け合わせ
- Picard PICARDナスのグラタン1/4パック
※解凍・調理方法はパッケージの表示通りにおこなう。
ジャガイモのリヨネーズ風
- Picard ジャガイモのリソレ150g
- Picard 玉ネギ(角切り)150g
- ベーコン2枚(5mm幅に切る)
- バター20g
- 塩、こしょう各少々
- Picard BIO イタリアンパセリのみじん切り大さじ1
※解凍・調理方法はパッケージの表示通りにおこなう。
La recette pas à pas 作り方
バヴェットステーキ
STEP 01 肉の片面を焼く

フライパンに油を入れて中火で温め、バヴェットステーキを入れ、2分〜2分半焼く。
STEP 02 裏面も焼く

肉を返し、同様に2分から2分半焼く。
STEP 03 休ませる

塩、こしょうをふって アルミホイルをふんわりとかぶせ、温かいところで8分間休ませる。
エシャロットのソース
STEP 01 エシャロットとにんにくを炒める

小鍋にバターの半量とエシャロット、にんにくを凍ったまま入れ、軽く塩、こしょうして弱火で炒める。焦がさないようにしてやわらかくなるまで炒めたら グラニュー糖を振り入れ、さらに炒める。
STEP 02 赤ワインヴィネガーを入れる

中弱火にし、赤ワインヴィネガーを回し入れる。
STEP 03 バターを入れる

酸味が飛んだら水を加え、軽く沸いたら残りのバターを加えて混ぜる。温かいところにおいておく。
ジャガイモのリヨネーズ風
STEP 01 玉ねぎとベーコンを炒める

フライパンにバター、凍ったままの玉ねぎ、ベーコンを入れ、中弱火にかけて炒め合わせる。
STEP 02 ジャガイモを加える

玉ねぎがやわらかくなったら、ジャガイモのリソレを凍ったまま加え、塩、こしょうして水大さじ2を回し入れ、8分ほど炒め合わせる。
STEP 03 火を止めて

パセリを加えて混ぜる。
STEP 04 盛り付ける

ステーキは斜めにカットしてエシャロットのソースをかけ、ナスのグラタンとジャガイモのリヨン風を盛り合わせる。