Eat Like the French

Eat Like the French

フランスの食を楽しもう!
5月13日 AM10時 ~ 7月26日 AM10時

フランスには様々な地形や風土があり、その土壌で育った農畜産物がバラエティ豊かな郷土料理を生み出しています。旅先のおいしいものを食べることは旅行の醍醐味のひとつ。郷土料理がフランスの旅をより充実したものにしてくれます。


 そんな「この地方に行ったらそれを食べよ」といった地方料理の数々が、ピカールの商品にもあるのをご存知ですか? 地方色豊かな、ピカール自慢のお料理やデザートをゆっくりご紹介していきます。

第一弾

5月13日 AM10時 ~ 6月3日 AM10時

①ラングドッグ地方

■ロケーションと風土

フランス南部、地中海沿岸部の西側に広がり、地中海に面しているオクシタニー地域圏は温暖な気候で、夏は乾燥して暑く、冬は温暖で湿度があります。これはブドウ生産にとても適した気候で、古くからワイン造りが行われてきました。ワインだけでなく、優良なオリーヴの産地としても有名です。ラングドック地方はこの地域でも内陸部になります。


■地域の伝統的な料理

内陸部は肉野菜をふんだんに使った料理が主流です。有名な料理は“カスレ”(白いんげんと肉類の煮込み)。地中海沿岸地帯では魚介類が中心となり、”ブランダード”(干しダラをペースト状にしたもの)は家庭料理の定番で、古代遺跡の町ニーム(デニム生地の発祥の地)の名物料理です。

タラとジャガイモのグラタン

①ラングドッグ地方の郷土料理

【タラとジャガイモのグラタン】


フランス・ラングドック地方の郷土料理”ブランダード”は干しタラをペースト状にしたものですが、Picardではブランダードをジャガイモのピューレを加えてパルマンティエ風にアレンジし、オリーヴオイルとガーリックの風味でアクセントを添えています。

②ボルドー

■ロケーションと風土

フランス南西部を代表する都市であるボルドーも、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏に属します。冬の寒さはあまり厳しくない代わりに、夏に暑いという海洋性の気候。世界的にもワインの産地として知られています。またボルドーは「月の港」として世界遺産に登録されている美しい町の景観も魅力です。


■地域の伝統的な料理

赤ワインの名産地ボルドーの伝統的な焼き菓子“カヌレ”は、ワインを醸造する過程で不純物を取り除く際に大量の卵白を使用する「コラージュ」という伝統的な作業で 余った卵黄を活用して生まれたといわれています。また「カヌレ」とはフランス語で「溝のついた」という意味の言葉で、縦溝が入った釣り鐘状の見た目にちなんでこの名で呼ばれるようになりました。

②ボルドーの銘菓

【ミニカヌレ】


カラメリゼし、こんがり焼き上げた生地の中は、ラムとバニラが豊かに香り、しっとりとした生地が楽しめるミニサイズのカヌレです。解凍するだけでもお召し上がりいただける手軽さも魅力です。
※本製品にはラム酒が入っています。お子様やアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方、運転時などにはご遠慮ください。アルコール分0.5%。

③サントル地方

■ロケーションと風土

フランスの中部に位置するサントル地方は、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏にあり、農地や豪華な城で有名です。主要なワイン生産地としても知られており、特に白ワインが有名です。肥沃な土壌と温暖な気候で、“フランスの穀倉”と呼ばれるほど広大な平野が広がっています。


■地域の伝統的な料理

名産のリンゴを使った郷土菓子“タルト・タタン”は、同地のラモット・ブーヴロンという町でホテルを営んでいたタタン姉妹が、ある日アップルパイを作るときに生地を敷き忘れてしまいリンゴの上にタルト生地をのせて焼いたという失敗から生まれた名物料理です。

③サントル地方発祥のお菓子

【タルト・タタン】


添加物を使わず、原料もフランス産にこだわったタルト・タタンです。パイ生地ではなく、サブレ生地にカラメリゼされたりんごをたっぷりのせています。温かいデザートとして、アイスクリームやカスタードクリーム、酸味のあるサワークリームを添えるとさらにおいしくいただけます。(入荷待ち)



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【タルトタタン 小さなリンゴのタルト】

④リムーザン地方

■ロケーションと風土

フランスのほぼ中央に位置するリムーザン地域圏は、面積の約2/3を牧草地と森林が占める高原地帯です。一年を通して温暖で、くるみやサクランボ、フランボワーズ、りんごなどが豊富に収穫され、これらはデザートに使われ楽しまれています。


■地域の伝統的な料理

有名な伝統菓子“クラフティ”は、卵や牛乳をベースにした液状の生地(アパレイユ)をさくらんぼやフルーツと一緒にタルト生地に流し焼き上げるシンプルなお菓子です。この地方で採れたブラックチェリーを焼き込んだものを「クラフティ・リムーザン」と呼び、長く親しまれてきました。

④リムーザン地方の伝統菓子

【BIO サクランボのクラフティ】


Picardでは、BIO(ヨーロッパのオーガニック認証)の素材を使用し、サワーチェリーを牛乳・卵・小麦粉・キビ糖などで作るアパレイユ生地と一緒に焼き上げました。軽やかでさわやかな味わいです。

⑤ブルターニュ地方

■ロケーションと風土

フランスの最西端に位置するブルターニュ地域圏は、海を隔ててイギリスに最も近く、3方を海に囲まれています。この地方の特産品のゲランドの塩は海の果実とも呼ばれています。海産物が有名で、内陸側では農業も盛んです。日照時間が短く土地がやせてしまうため、小麦の栽培に適していませんでした。そこで栽培されるようになったのが“そば粉”です。


■地域の伝統的な料理

ブルターニュの郷土料理といえば“ガレット”が有名です。そば粉の生地を薄く大きく焼き、チーズや卵、ハムなどと一緒に、しっかりとした食事として楽しむのがブルターニュ流。また“クレープ”も有名です。“ガレット”はそばの塩味に対し、“クレープ”は小麦の生地の甘味です。レンヌに行ったら、手で持ってかぶりつくスタイルのブルターニュ版のホットドッグスタイルで”ガレット・ソシス(ソーセージ)”を楽しんでください。

⑤ブルターニュ地方の料理

【そば粉のガレット】


そば粉と水、ゲランド(ブルターニュ地方の伝統的な塩田)の塩、植物油脂だけでシンプルに作ったそば粉のクレープ生地です。フライパンで加熱し、具材をのせて四方を折りたたむと、おしゃれな食事のできあがりです。

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